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中国語

 中国語とは

中国語は、シナ・チベット語族に属する言語です。中華人民共和国をはじめ、台湾、新がポールの公用語であり、世界中の華僑・華人に話されている言語です。

また、中国語を母国語とする人は約12億人いると言われており、第二言語としても約2億人が使用しています。

世界最大の話者人口を有する言語です。国連の公用語のひとつで、世界最古の言語であると言われています。

歴史 古代漢語(紀元前15世紀〜2世紀ごろ) 紀元前15世紀ごろ〜2世紀ごろまで、漢字の原形とされる甲骨文字が使われていました。接語や不変化詞による修飾語の形成がありましたが、後期になると衰え始めました。

人称代名詞には格が存在し、これは現在でも一部が残っています。語順についてはタイ語に見られるような、完全なSVO型で、現代語の語順とは異なります。 中期漢語(3世紀ごろ〜宋代) 秦が全国を統一したことによって、中原の言語が各地に広がりました。このことにより、2音節の熟語、動詞・名詞が発達しました。

逆に動詞の活用が減少し始め、孤立語的な特徴を帯びるようになります。李白・杜甫などの詩人、文人が輩出された時代であり、東アジア、東南アジアでは「国際語」的な地位を得ていました。

詩人、文人により漢字の字体が統一され、規範的な文書が作られました。また、官僚登用試験である科挙試験により、発音、字体、文法など規範的な言語の使用が促されました。

近代漢語(元代・明代・清代) 語彙面、文法面で、口語と文語の差が広がりました。明代から清代には、口語小説が広く書かれるようになりました。また、都のあった北京の言葉を中心に中国語の統一がさらに進みました。

現代漢語 辛亥革命(1911年)に前後して、共通語という意味で用いられていた「官語」という表現から、「國語」という呼称が使われるようになりました。台湾では現在でもその呼び名が使用されていますが、中国本土ではその後中国共産党が北京方言を簡略化したものを採用し、普通語と呼び名を再び改めました。

1917年には、胡適を中心として書き言葉を「文語体」から「口語体」へ変えようとする動きが広がり、文学革命が起こりました。代表的なものに、魯迅の「阿Q正伝」があります。

1919年の五・四運動で、民族意識が高まり中国標準語の普及に一層拍車がかかりました。その後、中華人民共和国では、正書法として簡体字が採用されました。

ちなみに簡体字とは、1960年代に中華人民共和国で制定だれた、従来の漢字を簡略化した字体体系のことで中国大陸のほか、シンガポールなどでも採用されています。 方言について 中国には多くの地方語が存在します。

例えば、北京語と広州語、上海語では発音、語彙ともに大きく異なるだけでなく、文法にも違いがあります。そのため、普通語しか話せない人は、広東語などの地方語を聞いてもほとんど理解できません。

しかし、共通の書き言葉が発達しているので字に書けば意思疎通は比較的容易です。方言区分は様々な論議がありますが、2分類では長江が南北の等語線とほぼ等しく、これより北と西の内陸部が「北方言」南がその他の方言地域に分類することができます。

諸方言は中国祖語をもとに、タイ諸語などの南方諸語やモンゴル語、満州語など北のアルタイ諸語の発音、語彙、文法など特徴を取り込みながら分化したと考えられています。また、もう少し細かく分類すると、広東語や北方語、西北方言などの7大方言に分類されます。

人種学的には、漢語は14に分類されており、そのほか分類が定まっていない小方言があるなど、中国語と一言に言っても様々な地域で色々な言葉が使用されています。 標準語 中国では、国民の意思疎通を容易にするため、中央政府によって標準語政策が御子縄荒れました。

これにより、北方言の発音・語彙と近代口語小説の文法をもとに作られた「普通話」が教育や放送で取り入れられて、標準語・共通語となっています。一般的に、7割程度の人が普通語を理解すると言われ、方言を話す若い世代は普通話とのバイリンガルとなっていることが多いです。

音韻 中国語は、声調言語と呼ばれる言語です。音節の音や高低の違いが子音や母音と同じように意味を区別します。そのため、例えば「ma」という形態素は普通話では19個もあります。音の高低でも単語の意味が違ってくるので、正しく発音できないと思った通りの意思疎通が難しく、中国語の発音が複雑と言われるのはこのためです。

表記 中国語の共通文字体系である漢字の歴史はとても古く、中国独自の文字で、ラテン文字などのアルファベットと異なり、音節文字であり、文字自体に意味を持つ表意文字でもあります。漢字は、大量かつ複雑な部品を用い、かつ不規則な読み方をします。

異体字や類義の字も多いため、習得に長期間を要し、効率が悪いといった否定的な評価から、ラテン文字などに移行すべきとの意見もありました。

実際に朝鮮民主主義共和国やベトナムでは漢字を廃止しました。また、中華人民共和国は1956年に、インピンというローマ字表記法を制定しました。

このインピンは1977年に国連の第3回地名標準化会議で中国の地名のローマ字表記法として、1982年にはISOで中国語のローマ字表記法として採用されました。

インピンは、外国人(特に欧米人)が中国語の学習をする際にとても役立っています。

文法 語形変化(活用)が生じることがないので、語順が意味を解釈する際の重要な決め手となります。基本語順はSOV型です。

また、中国語には時制をあらわす文法カテゴリーが存在しません。動詞に「了」=完了、「過」=経験、「着」=進行、などをつけることによって表されます。

日本人にとっては、馴染みのある漢字を使用し、かつ文法も活用などが無いため、複雑と言われる発音さえマスターすればアルファベットを常用する人々よりも習得しやすい言語と言えます。 語彙 中国語は基本的には一単語で一つの意味を成す単語節ですが、現代は複音節の語彙が増えています。

本来の中国語の語では、必然的に多義語や同音異語が多くなるので、特に北方語において、「鼻」→「鼻子」のように複音節化して意味を明確にする場合があります。

中国語の影響を強く受けた言語 日本語をはじめ、現在の朝鮮語、ベトナム語、チワン語、ペー語、オンベ語は中国語の影響を強く受けています。

日本語では、現在はひらがなやカタカナなども使用されていますが、使用されている漢字は中国語と同じ意味を残しているものも多いので、日本語使用者は、中国語を学ぶ際にすでに大きなアドバンテージを持っていると言えます。

中国の国力、経済力が高まっている現在では世界で中国語が注目され、より多くの人が中国語を学んでいます。

日本でも多くの教材や、中国語を学ぶことができる語学教室も増えてきました。

中国語は、日本語には無い発音がとても多いので、なるべく生の発音に触れ、正しい発音を学びましょう。

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